バーチャルオフィスを借りるのにかかる費用はいくらか気になりますよね。費用としては、最初に一度だけかかるイニシャル費用と毎月かかるランニング費用があります。イニシャル費用としては入会金があります。ほとんどのバーチャルオフィスで請求されると思います。相場はだいたい月額費用の2ヶ月分でしょうか。施設によって金額はバラバラなので事前に確認してくださいね。
入会金以外のイニシャル費用として保証金があります。よく賃貸物件を契約するときに敷金があると思いますが、バーチャルオフィスでは保証金という形で請求されることがあります。バーチャルオフィスではあまり見ませんが、保証金が発生するところもあるので念の為確認しましょう。
これも賃貸物件などによく見られる費用ですよね。契約期間が終わって更新するときにかかる費用です。月額費用が安くても更新するごとに多額の更新料がかかってはトータルで高くついてしまいますね。更新手数料を請求するバーチャルオフィスはほとんどないとは思うのですが、これも念の為確認しておきましょう。
メインのランニング費用です。各社まちまちですが、ほとんどがそのバーチャルオフィスの物件費用と比例しているので、一等地にあるようなバーチャルオフィスだと月額費用も高くなります。逆に駅から離れていたり、あまり人気がない住所だと安くなる傾向があります。バーチャルオフィスの月額費用としては、安いと1,000円以下から、高いところで1万円以上です。しかし、安すぎるところは注意してください。月額費用を安くする代わりに郵便転送料金が別料金になっていて、郵便が来るたびに料金が上乗せされるようなところもあります。
また、法人登記すると別料金がかかるところも少なくありません。こうした追加でかかる費用が多くなるとトータルでは想像以上の金額になることもあります。単純な月額費用の金額だけでなく、どんなサービスを提供していて、それらは月額費用の中に入っているのか、別料金なのかも合わせて確認することが大切ですよ。
月額費用が安くても長期間契約しなければならないことも少なくありません。例えば、契約期間が長くなればなるほど月額費用が安くなるといったプランもあります。なかには最低契約期間をホームページに記載していないところもあるので、きちんと電話で確認すると安心ですね。他にも隠れた条件がないかどうか、やはり事前に電話で確認しておくのがよさそうですね。