本当のオフィスではなく、住所やサービスを借りるバーチャルオフィス。スペースを借りるわけじゃないので、本当のオフィスを借りるよりも断然低コストで借りることができます。とくに一等地のオフィスともなるととてつもなく高価な賃料がかかりますが、バーチャルオフィスだったら一等地でも低コストで借りられます。会社の住所が一等地だと箔が付きますよね。
バーチャルオフィスと似たサービスでレンタルオフィスがありますが、バーチャルオフィスはそれよりも低コストです。入会金や保証金などが必要なこともありますが敷金や礼金はありません。また、本当のオフィスじゃないので光熱費もかかりません。バーチャルオフィスなら初期費用からランニングコストまでオフィスの費用を削減できるんです。
本当のオフィスを借りようとすると、敷金、礼金、前家賃など、賃料の数ヶ月分は必要になります。物件によっては、6~12ヶ月分の保証金をとられるところもあります。こうしたコストは起業時にとっては大きな負担になりますよね。バーチャルオフィスでは、こうした費用は必要ありません。内装工事や備品、什器の購入もいらないので初期投資を節約することができるんです。
いろんな働き方が認知されてきた近年では、フリーランスといった働き方も認められています。フリーランスエンジニアのようにパソコンとネットがあれば仕事ができる職種では、必ずしもオフィスが必要ではないですよね。逆に、オフィスのコストが重荷になってしまうことも少なくないんじゃないでしょうか。バーチャルオフィスを活用して仕事は家でやるようにすればたくさんの経費を削減することができるんです。
自宅やレンタルオフィスで法人登記した場合、オフィスを移転するたびに移転登記をしなければなりません。手間もお金もかかってしまいます。バーチャルオフィスにしておけば、作業場としている自宅を引っ越しても会社の住所は変わりませんので移転登記は不要です。なので、簡単に自宅や作業場所を移転することができるんです。
オフィスが必要ない仕事はいっぱいあるので、自宅の住所で法人登記をして自宅兼オフィスにしてる人もたくさんいるでしょう。しかし、法人の住所は公開されているので、自宅の住所がバレバレになってしまいます。そこで、バーチャルオフィスを利用すれば、自宅とオフィスを分けることができるのでプライバシーを保護できます。